Exchange Online上でのNew-MoveRequest(ローカル移動)が廃止される

Exchange Online上でのローカルメールボックス移動(New-MoveRequest)が4/15以降廃止されます

Disabling New-MoveRequest for Local Mailbox Moves
As many of you might know, we move mailboxes between different databases in the cloud to balance the load. This is done daily through local move requests automatically triggered by our Mailbox Load Balancing service. A few years ago, we launched the GoLocal program, enabling customer data to reside …

New-MoveRequestはExchange上のメールボックスを別のサーバーやMDBに移動させるExchange (Online) PowerShellモジュールのcmdletです。

オンプレミスのExchangeでは、例えばユーザーの異動時に最もアクセスが早くなりそうなサーバーにメールボックスを移動してあげたり、メールボックスが集中しているMDBから別のMDBにメールボックスを移すのに使っていました。

Exchangeハイブリッド環境ではオンプレミスからExchange Onlineへメールボックスを移動したり、逆にオンプレミスへ戻すのにも使うcmdletですね。

また、メールボックスやMDB、Exchangeサーバーに起因する何らかの問題発生時にトラブルシュートのために実施することもあります。(移動によりリセットされる値があるため)

ローカル移動今までできたんだ・・、廃止になるけど

今回Exchange Onlineの方で、Exchange Online内でのローカルな移動をできなくするそうです。

私は知らなかったのですが、Exchange Online内でのローカルな移動をNew-MoveRequestでできたんですね!引数に移動したいメールボックスのメールアドレスのみを指定し、あとはパラメーターなしとするだけで同一リージョンの適当なMDBに移動してくれるようです。

New-MoveRequest emailaddress

MDBの指定がExchange Onlineではできないため、Onlineの中での移動はできないものだと思っていました。

廃止決定の理由

廃止を決定した理由は、確かにNew-MoveRequestが問題を解決することもあるが、問題の原因がよく分からなくなることと、移動完了までに時間がかかるため効率的な方法ではないと考えているからの様です。

その代わりサポートに問い合わせてくれればすぐに問題解決するからそうしてくれとのこと。(コメント欄でTier1サポートはひどすぎると書かれてしまっていますが)

うーん、Exchange Online管理者の問題解決に寄与するケースはあると思うので個人的にはわざわざ禁止しなくてもいいんじゃないかと思いますね。コメント欄にもありましたがサポートに問い合わせなくても解決できればしたいですし。

サーバーの負荷とかなんか気になることがあるんですかね。管理者からすると廃止されてもメリットはないですね。

2020年4月15日以降にこの変更は実施されるとのことです。サポートデスクのトラブルシュートとしてNew-MoveRequestを組み込んでいるところは要注意ですね。

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